エッセンシャルワーカー 生産性向上で事例集作成へ――厚労省
厚生労働省は、医療、介護、運輸、建設などの現場で社会を支えるエッセンシャルワーカー職種の生産性向上に向けて、有識者などによる検討会を設置した。関係機関による各種支援策や企業における事例を収集・整理して、好事例集や、施策内容・相談先などをまとめた支援ツールの作成を進める。デジタル技術などを活用して高い賃金を得るいわゆる「アドバンスト・エッセンシャルワーカー」についても、概念を整理し、確保・育成方策を検討する。
【当事務所からの実務ポイント】
エッセンシャルワーカーの人手不足への対応では、単に採用人数を増やすだけでなく、業務そのものを見直し、限られた人員で働き続けられる職場環境を整える視点が重要です。
特に中小企業では、業務の効率化を進める際に、労働時間、業務分担、就業規則、人事評価、教育体制などの労務管理もあわせて見直す必要があります。生産性向上によって生まれた時間や余力を、長時間労働の抑制、人材育成、処遇改善、休暇を取得しやすい職場づくりなどにつなげられるかがポイントです。
今後、厚生労働省から事例集が公表された際には、特に中小企業で活用できる事例について当サイトでも紹介していきます。